用語集

自動かんな刃研削盤

自動かんな刃研削盤 【英】 automatic knife grinder

 

■慣用語・別称
自動かんな刃研磨機

■機械の構造
砥石台またはかんな刃取付台に取り付けた刃物を自動的に左右往復摺動させながら、かんな刃先を研削する機械で使用する砥石は皿型、平型の荒研削用と、わん型の仕上研削によって行われる。機械の大きさは、刃物取付面の長さで表わす。 

■概要
荒研削から仕上げ研削までワンタッチで自動刃物研削ができる。荒砥石用ヘッドは刃物形状(シノギ)に合せて1度から+20度まで傾斜でき、仕上げ砥石用ヘッドは0度から5度の範囲で傾斜でき、荒研削と仕上げ研磨の角度差をつけることができる。また定芯型刃物装置を採用し、刃先位置を一定にしている。これらの操作をより簡単に安定した精度に保つマイコン制御装置を備える機械もある。