用語集

高周波接着機

高周波接着機 【英】 high frequency wood joining machine

 

■慣用語・別称
高周波板はぎ機 高周波横はぎ機 高周波横はぎプレス 高周波板はぎプレス

■機械の構造
高周波と呼ばれているものは、一般に周波数が10KHz~100MKHzの範囲の交流であり、我々が日常電灯やモニターなどに使用する交流は50Hz~60Hz、したがってかなり高い周波数ということになる。高い周波数になると、高周波電流が伝導体はもちろん、電気絶縁体(誘電体)及び空中にも流れ易くなる。木材、プラスチック、ゴムなどは電気絶縁体であり、無線通信、テレビ、ラジオなどは空中にも流れる電波ということになる、この中で木材の接着乾燥に採用する周波数は1MHz~40MHzの範囲であり、周波数が高い程自己発熱効率が大きくなる。この高周波を利用し、大きく、平らな高周波電極板内に誘電体(木材)を介在すると誘電体の分子の多くは、その両端正負等量の電荷を持った双極子で形成しており、また、まちまちの方向を向いているものを回転させ、摩擦を生じて損失し、温度を上昇させる。こうした加熱方法によって接着するのが高周波接着である。 

■概要
高周波を利用して、発熱作用と機械による加圧力をもって接着面に塗布された接着剤を硬化させるので
①均一加工ができ厚さなども考慮する必要がない
②温度上昇が速やかで任意に制御もできる
③熱によって焦げ付くことがない
④表面を傷つけずに加熱できる
⑤殺虫・殺菌ができるなど。
機種としては集成材用プレス、四方同時枠外接着機、木枠・板はぎ瞬間接着機、枠接着機、エンドレス接着機などがある。なお、高周波を利用した木工機械としては木材乾燥機などもよく知られている。