用語集

ベルトサンダ

ベルトサンダ 【英】 hand stroke belt sander

 

■慣用語・別称
三点サンダー

■機械の構造
木工作業では多種多様なサンディングマシーンが使用されているが、研磨布紙の形状や加工材との接触状態から、ベルトサンダ、スピンドルサンダ(ドラムやホイールサンダー)とディスクサンダの3タイプが代表的である。 このうちベルトサンダには、ダブルエッジベルトサンダ、立ベルトサンダ、自在ベルトサンダなどがある。基本的には2個から4個のプーリにエンドレス研磨ベルトを掛け、そのうち1つのプーリを主動輪としてベルトを走行させ、他のプーリを従動輪兼ベルト緊張輪としたり、また、それを2つのプーリに分担させたりする仕組みを持つもので、水平型のものと立て形のものがある。  

■概要
サンディングの目的は、研削作業で切削工程をまかなってしまおうというものと、既加工面を所定の形状、寸法により精度を高め、被塗装面、仕上げ面としようとする仕上げ研磨、塗膜の表面の凸凹を平滑にするために行なう塗装研磨の3つがある。 これまでサンディング作業は、塗装仕上げを行なってきた家具工場を中心に発展してきたが、住宅のインテリアの充実などから住宅部材もカラーコントロールされるようになり、建築資材の工場にも塗装とともに用途を広げている