用語集

多軸ボール盤

多軸ボール盤 【英】 multi-head wood borer

 

■慣用語・別称
多軸ボール盤 多軸ボーリング だぼ穴ボーリング ボデーボーラ

■機械の構造
間隔を調節できる2本以上の垂直主軸を備え、同時に2個以上の穴あけが出来る木工せん孔盤。また2個以上の主軸頭を取り付けたものもある。

■概要
収納家具などでフラッシュパネルの組み立て接合に“タボ”が採用されるようになったのは、昭和30年代半ばからで西ドイツから紹介された接合方法。その後、収納家具の組み立て方法として急速に普及して、接合方法は“ダボ”接合しかない、という状態にまで定着している。それにともないフラッシュパネルに穴をあけるボーリングマシンは、収納家具工場として必要不可欠の設備になっていることはいうまでもない。 ボーリングマシンによって穴をあけることは、接合部分だけでなく、例えば移動式の棚板を採用する場合においても必要となり、穴の位置の正確さは、製品の組み立て精度にも直結してくることで、ボーリングマシンの精度のもつ重要性は大きい。 主軸の数が多いため、穴あけの位置を決めるセット決めに時間がかかるのがボーリングマシンの欠点で、これを解消するため、加工位置をコンピュータに記憶させるタイプとか自由に穴あけ位置を決めることができるNC制御タイプのボーリングマシンも開発されている。 穴あけ位置を記憶させたコンピュータ装備のボーリングマシンを使用すると、セット決め時間は、従来機の10分の1の時間で済むというデータが出ている。 省力化をねらい「フラッシュパネル加工ライン(箱物家具パネル加工ライン)」を導入する工場では、自動送り込み装置付のボーリングマシンの存在は必要不可欠のものとなっており、こうしたラインは通常ダブルエンドテノーナ→90度転換ロボット→ダブルエンドテノーナ→自動送り込み装置付ボーリング→ダボ打込み機という構成となり、ラインからでてきたパネルは即組み立て可能ということになる。