用語集

ラジアルソー

ラジアルソー 【英】 radial saw

 

■慣用語・別称
軸自在丸のこ盤

■機械の構造
固定したテーブルの後方に旋回できるアームにつるされた傾斜自由な丸のこ軸を取り付けたもの。テーブル前方部分に定規を取り付けたものも多い。丸のこの軸を持つアームは、下部が水平および垂直方向に90度(回転)以内で、任意な位置に固定して作業できるようになっているので、丸のこあるいはカッターをセットし、あらゆる方向と多機能な加工ができるようになっている。

■概要
ラジアル丸のこ盤は、軸移動丸のこ盤に昇降、旋回などを加えたもので機能は多く、多種多様な加工をすることができる。便利な機械であるだけに、量産を目的とする工場の生産工場で用いられることは少なく、建築現場や学校などで軽作業に使われることが多い。丸のこで横びき、縦びき作業に加え、カッターを用いてのみぞ加工、しゃくりみぞ加工、面取り加工、ルーター加工、ほぞ取加工などの作業が簡単に行える。最近では、現場ごとの別注品を中心としてる建築業界でもアルミ室内建具が普及しはじめたこともあり、アルミラジアルソーが多くなってきている。